1.普通車 車検(継続検査)における従来方式とOSS方式の違い

普通車の車検(継続検査)では、OSS申請(ワンストップサービス)が利用可能です。当事務所では、継続検査のOSS申請を推進しています。指定工場様よりのご依頼お待ちしております。

今でも書類持参の窓口申請は可能ですが、運輸局までの出張は大きな負担になっていると思います。申請書の作成(手入力)、重量税の計算、検査手数料納付書の準備などの事務作業も時間がかかっていると思います。誤記入や計算違いによる補正が求められる可能性もあります。

OSS申請では国交省データに基づいて自動入力され、税・手数料も定められた法定費用をオンライン納付するので工数が削減できます。

継続検査OSSを利用することで、指定整備工場様におかれましては以下のようなメリットがあります。

・保適証の作成に際し国交省に格納されている正確な車両データを自動入力するため入力内容間違いがありません。運輸局からの補正指導は激減すると思います。
・申請書類を手持ちし、運輸局内で出来上がりまでの時間を待ち、車検証を持帰る出張工数が削減できます。
・重量税を車両型式、年式に基づいてダイレクト納付するため間違いがありません。手数料納付も同様に、行政書士に任せて頂くことが可能です。
これらの効果により、指定工場様におかれましてはお車の点検整備に集力することができるかと思います。

2.普通車 車検(継続検査)に必要なもの

自動車ユーザ様にご準備頂きますもの必要書類等ご留意事項
車検証原本が必要です、有効期間内のもの
軽自動車税納税証明書原本が必要です、車検期間の年度分
(揃わないときはご連絡下さい)
申請依頼書委任状を兼ねます
ダウンロードして、記名して下さい
参照)申請依頼書の書き方
指定整備工場様にて準備頂きますもの・保安基準適合証
・点検整備記録簿
電子化を推奨しております
自賠責保険証明書電子化を推奨しております
当事務所で準備するもの申請書、税申告書などは当事務所で準備致します・重量税(¥0~¥6600)は、当事務所が手続きの中で納付可能です
・検査手数料も納付可能です

・電子保適証の場合は、書類提出は不要です
・電子化された自賠責保険証(e-JIBAI)の場合は、書類提出は不要です
・放置違反金が未納の場合は、納付証明が必要になる場合があります
・リコール対象の改善措置済証が必要になる場合があります
・点検整備記録簿がない場合は、新車検証に「点検整備記録簿なし」と記載されることになります